トリミアン実装!特殊な仕様が話題に
9月21日、ポケモンGOのイベント「ファッションウィーク」で、トリミアンが初めて実装された。
また、グレッグル、バタフリー、シママ、キルリアがおめかしして出てくるようだ。
これだけならそこまで騒ぎにはならないが(トリミアンファンに失礼)、ポケモンGO特有の「ある仕様」が、ポケモンコレクターの心を猛烈にくすぐっている。
それは……
ポケモンGOで見た目(カット)を変えたトリミアンは、HOMEでもその見た目のままであること!
この仕様、地味にポケモンGOが初めてなのだ。
「GTSで急にトリミアンの募集増えたよね?どうしたの?」
とお思いのあなた!
これが原因です!(言い方)
かつてトリミアンには、美容師にカットしてもらうことで見た目が変わるオシャレ要素があった。
しかし、本編ではボックスに預けるか、数日が経つと元に戻ってしまう。だから、今まで〇〇カットのトリミアンが注目を集めることはなかったのである。
※需要が爆増したからといって、XYなどで作って連れてこようとしても途中でカットが崩れてしまい、徒労に終わってしまうので注意。
ところが、ポケモンGOでカットを変えてHOMEに送っても、HOME内で形を留めている!
これは実質、新しいフォルムが追加されたのと同じ。ポケモンコレクターが色めき立ったのは言うまでもない。
…まあ、本編と同じで数日経つと元に戻っているということがなければいいのだが。
地域別カットの沼
しかし、このカットがかなりの曲者。
ポケモンGOならでの仕様で、地域限定のカットがあるのだ。つまり、ビビヨンの模様のようなことである。全種類制覇には、全世界から固有のカットを集めてこなければならない。
日本では、カットをマダム、ジェントル、カブキ、スターに変更できる。
マダムとジェントルは世界共通。スターはアジア固有、カブキが名前通り日本固有のカットである。
他には、
・アメリカ限定のレディカット
・フランス限定のクイーンカット
・ヨーロッパ、アフリカ限定のダイヤカット
・エジプト限定(!)のキングダムカット
・ハートカット(未実装)
があって、多くのコレクターを悩ませている。
この中では、やはりというべきかキングダムカットの需要がかなり高い。
なんたってエジプト限定である。エジプトでポケモンGOをプレイしていて、トリミアンをキングダムカットにして、ポケモンHOMEに送ってくれて、GTSに流してくれる人がどのくらいいるのか、想像がつかない。
現在、GTSではキングダムカットを求める人で溢れている。とにかく供給が少ないので、レートがめちゃめちゃに高い。エジプト人ウハウハ案件である。というか、ウハウハだということに気づいてほしい。
(余談だが、ポケモンHOMEのアップデートで欲しい姿を指定できるようになったので、レアポケモンを普通のトリミアンでトンズラされなくなった)
交換レートの検証
私はコレクションにあまり興味はないが、どのくらいの交換レートだったらキングダムカットを確保できるのか気になり、GTSで探してみた。
もちろん、最初から色違いやレアポケモンやらを出して臨んでいる。そう簡単に手に入らないのである。
検証の結果、色ポリゴン2、色ハッサムで交換できた。やったね。
しかし、交換してくれたのは日本人なので、何人かの手を渡ってきた可能性は高い。座標を偽装している可能性もなくはない。エジプトから直輸入、ではないのだ。
日本人はポリゴン2のような、わりと通好みのポケモンを選んだが、エジプトの方が何を欲しがるのかは分からない。なんにせよ高レートであることは違いないので、今も色々検証中。
なお、日本とエジプトの時差は7時間。それを踏まえた上で、ゴールデンタイム(?)を狙ってみるとよいだろう。
ちなみに検証の過程でキングダムカットを3匹ゲットしたので、2匹はレアポケモンとの交換のため日本人に譲渡した。日本人同士でキングダムカットのやり取りをしているとか…。マジで通貨だな。
最後に。
ハートカットは現在、どの地域でも入手できない。GTSで大量に募集が出回っているが、いないものはいないので、ただただ迷惑である。情弱にならないよう気をつけよう。