魔王チャレンジに挑む理由
先日、「『魔王』チャレンジ!」なるイベントが開催されていた。
その内容は新たな最難関ダンジョン「裏魔廊の支配者」を1時間以内にクリアしろ、というもの。
達成した者にはなんと、「表魔廊」を制覇した先着1000人に授けられた称号「魔王」が与えられるという!
称号はまだ種類が少なく、たいへん貴重なものだ。どれも取得が超大変なだけに、名誉として受け取られることだろう。
しかし、当然ながら超が付くほど難しい。
「表魔廊」クリアの所要時間からして、制限時間には耐久潰し以外の意味はないだろう。これは「超難しいダンジョン作ったけど、耐久とかなしにクリアできる?」という、運営からの挑戦状だ。
私は普段ゆるく遊んでいるので、今回もスルーしようと思っていた。前回の魔王チャレンジで、この手の挑戦に挑む無謀さを知ったというのもある。
ところが、久々…いや「表魔廊」挑戦時以来に(案外最近)、私の血をたぎらす出来事が起きた。
フォロワーが魔王になったのである!
正直、これにはたまげた。別に対抗意識とか「俺の方が上手いし」という自覚があるわけではない。私のタイムラインはそういった流れとは無縁なので、この報告は思いがけないことだったのである。
にわかに「魔王になるため少しだけあがいてみようかな!」と意気込みはじめた私。
だが、本当に少ししかあがけないことを知る。
なぜなら…日曜日までの開催と盛大に勘違いしていたせいで、全然時間がなかったから!
土曜日の昼間は外出しており、家に帰った頃には「残り6時間」。1試合に1時間、フルで使っていたら6回しか挑戦できない…!
こ、これはいけるのか…?まあ、大抵10分くらいで痛いパンチ食らって帰らされるんですが。
パーティ紹介(既視感)
さて、私が挑戦する頃にはテンプレが仕上がっていたので、恥ずかしげなく丸パクリした。時間もないし。
今回使うのはセイナパである。
調べてみると耐性はあまり重要でなく(雲と封印くらい)、とにかく継承で追い討ちとドロ強、HPを15万以上確保することが重要らしい。
私の編成はフレンド(猗窩座装備セイナ)を合わせて約158000で、基準はクリアした。これでなんとかクリアを目指したい!
さて、「裏魔廊」全体の感想としては…
- 前半はマニュアルでなんとかなるので立ち回りを頭に叩き込む
- 後半は実力が問われるがなにより運が絡みやすい
といった感じ。
序盤は雑魚階だが、階層の入れ替えや削除、超根性のライン引き上げがあって、新しい立ち回りを頭に入れる必要がある。
特に4Fのオーガは注意が必要だ。私はここで何回もボコられている。
ここでは超根性ラインを破った途端、60万ダメージが飛んでくる。属性を変えてくるため、潜在覚醒ではどうにもならない。
つまり、数字で受けるためにはHPが15万以上必要ということになる。意外にも回復が追いつかずボコられることもしばしば…。きちんと炭治郎(回復1.5倍)を噛ませて全快したい。
また、青オーガの超根性ラインが上がっているのが厄介で、盤面に余裕を残して突破できない。全力でパズルしよう。
後半になると、ますますアドリブ力が試されてくる。
テンプレとはいえ、安定しない要素も多い。まあ、現状一番難しいダンジョンだから、何かしらの対策は捨てるしかないか…。
まず、孫権を引きたくない。
初手の大ダメージは素で受けられるが、そこから3手のうちにHPを半分まで削らなければならない。
しかしこれが本当に安定しない。火、水の無効貫通を5発ほどぶち込んでもダメで白目剥いた。相方(?)のガネーシャも楽な相手ではないが、孫権と比べたらまだ易しい方。
そして、シェリアスで火または水吸収を引いた時は詰みに等しい。5ターンで即死ダメージを放つため、耐えまくって継承スキルを使って突破ということもできない。別の色かシェリアスルーツを引くことを祈るしかない。
新たに追加されたモンポ龍の階層では、ネプドラやシェヘドラは出てほしくない。私がクリアした時はオデドラで比較的相手をしやすかったが、ネプドラが出ていたら危うかった…。
前半を安定して乗り越えられるようにして、後半の敵ガチャに成功しないと攻略は難しいだろうなという印象。まあ、激ムズで設定されているから今のところそんなもんだろう。だからもう挑戦したくないなと思う。周回するにも表行くかな。
毎回スクショを撮る余裕がなく実況ができないので、攻略を書いてみた。
魔王の称号いただきます!
そして、何度目のプレイかは分からないが、「『魔王』チャレンジ!」を制することに成功!
いやー、成果が出てよかった…。
やっぱり運が良かったんだと思う。孫権は引かず、シェリアスは木吸収。モンポ龍もオデドラだったからボスまで行きやすかった。
正直、ボスまでたどり着けば絶対勝てる自信があったので、少し安心感があった。いや、手はプルプル震えていたが…。
その他の階層は、つい先月「表魔廊」の攻略で8時間以上費やしたことによるデータの蓄積が大きかった。
この敵は何をしてくるとか、どう対処すべきかなど、はっきり覚えていて対処しやすかった。あの時はあまりにクリアできなくて絶望していたが、ここで役に立つとは思わなかった。ありがとう、過去の自分。おかげでクリアできました。
これで晴れて、魔王の仲間入り。
一部の人からは量産型だとか、前回とは格が違うという意見もあるが、これもかなり難しかったので誇っていきたい所存。今後、称号の取得はこのような形式が主流となるのだろうか。前回は難しすぎたのか?
また、一部では「魔王以外のフレンドは切ると言っていた人がいた」という不穏な噂が流れていて、怖いなと思ったりする。これは本当なのだろうか。
私は「魔王になったらフレンド増えるかなぁ?」なんて魔王らしからぬ可愛いことを考えているというのに…。まあ、魔王の力をどう使うかは自由だ。少なくとも、自分でブランドを損ねるようなことはしたくないですね。
今後とも精進して…いや、多分ゆるりとやっていきますが、よろしくお願いします!